●●●総合相談室●●●
学園生活全体に関わる疑問点についての質問と回答です。
●「人間界」の文明文化はどの程度現実世界とシンクロするのでしょう?
ソレンティアに置ける「人間界」は、ほぼ現実世界と同一と考えていただいて構いません。
ゲームも携帯電話もありますし、文化や歴史も同じです。
ただし、それらを二次創作に反映させる場合は、著作権や肖像権に違反することのないよう充分お気をつけください。
●召喚魔法で召喚出来るのはどんなものですか?
召喚魔法で呼び出す生き物をソレンティアでは「神獣」と総称しています。
呼び出す事の可能な神獣に制限はなく、術者が相応の能力を有してさえいれば、理論的にはどのような「神獣」も召還することが可能です。
ただし、原則的に寮内やキャンパス内でドラゴンなどの危険な召還獣を放し飼いにすることは禁じられていますのでご注意ください。
●召喚した生物をとどめておける時間制限はどうなっているのでしょうか?
召還魔法を行う術者と神獣個々との契約内容によって変わってきます。
使い魔契約を結んだ神獣であれば、その契約効力が消滅するまでは同一次元に留まる事も可能となりますが、逆に一定時間のみの契約を結んだのであれば、その時間が経過すれば術の効力は消えてしまいます。要するにケースバイケースなのであり、「使い魔契約はNGで一定時間の契約であればOK」等といったボーダーは存在しません。
●ショップで購入出来るテレビで元いた世界の番組は見られますか?
残念ですが、元いた世界の番組をソレンティアのテレビで受信することは出来ません。
ただし、通常放送されているソレンティア内で製作された魔法教育向け番組のほかに、各世界の番組から厳選されたものが流される事もごく稀にあるようです。
●元の世界と、手紙や物品のやりとりはできるのでしょうか?
基本的に可能ですが、手紙にしろ物品にしろ、何かを送ったり受け取ったりするためには必ず管理課の許可が必要になります。
学生課に許可申請書と送付したい手紙や物品を提出し、許可が下りれば、それらが外界へと届けられるというシステムです。
チェックに時間がかかるため、提出した物品が相手に届くまでの平均期間は、通常約一週間~二週間-ほどかかるようです。
●元いた世界には簡単な手続きで帰れるのでしょうか?
ソレンティアは他の世界から隔絶された特別な場所であるため、簡単に帰る事は出来ません。帰省にあたっては、それなりに然るべき理由を求められます。その辺りは、現実世界の全寮制学校と同じであるとお考えください。
●自分が所属する学科の選択したコースはどこで決め、どこで確認できますか?
所属学科は入学時に。
コースの選択は入学後に各自自由に決めていただいております。
数日間ソレンティアの各学科で学んだ後、自分の選びたいコースを担当教授または学生課まで申請するという形になっております。
また、コースの在学証明は発行しておりません。
同じ学科内の他のコースの選択授業についてですが、受ける事に関しては認められており、その選択も自由となっております。
ただし、専門的な知識をより早く深めたいという場合には学生課へコース編入申請する事をお勧めします。
なお、他の学科の授業の聴講つきましては原則的に認められておりません。
●履修できる授業は選択したコースで決まっていますが、同じ学科内で別のコースの授業は選択できないのでしょうか? また、他学科の授業に関しては聴講は認められていますか?
ただ、授業開始の時に出席確認をしてはいるものの、生徒が多少増えても教授達は気付かない事も多々あり、それをそれを利用して元の学科の授業をさぼってこっそり聴講している生徒も中にはいるようです。
とりあえず何事もほどほどに、節度を守った行動を心がけてください、とのみ言っておきましょう。
●アルバイトは出来るのですか?
学校側が奨励していることはありませんが、特に禁止もされていません。今のところ、アルバイトをしている学生はさほど多くはないようです。
学生課にて許可を取れば、タウン・エスペランサのショップで手伝いをして、小遣い稼ぎをするくらいは充分に可能です。
※アルバイトはロールプレイでのみ可能となっており、ソレンティアで使われている通貨rkはサーパラポイントをご購入いただく事で増える仕様となっております。
●塔や別世界の存在は、それぞれの世界でどの程度の認知度なのでしょうか?
存在自体は知られていますが、その実情を詳しく知っているものは卒業生のみであり、一般的にはよく知られていないようです。人間界での実情に関しては、「オーウォー&マーラ」で配信されている小説『始まりのトゥッリス』の第一話で知ることが出来ます。是非ご一読ください。
●学科が違う魔法は「習えない」だけで、他の学科の学生でも使うことはできるのですか?
基本的に、習っていない魔法を使うことは出来ません。ですが、使用を禁じられているわけではないので、独学で習得し使用することは本人の努力次第で可能にすることも出来るでしょう。
●塔の外はどうなっているのでしょうか?
塔の外に出ることは出来ますが、外には何もありません。こちらも詳しくは小説第一話をご参照ください。
●入学前に校内見学は出来ますか?
ソレンティアに来るということはすなわち、ソレンティアに入学するということです。なので、入学前に校内を見学することは出来ません。
●入学時の招待状に有効期限はありますか?
特に有効期限はありません。しいていうなら、ソレンティアの在学年齢上限である26歳になるまでの間なら、いつでも扉を開くことが出来ます。
●卒業の基準はどうなっているのですか?
ソレンティアに在学できるのは、12歳から26歳までの14年間と決められていますが、その間に定められた課程を全て修めればいつでも卒業は可能です。優秀な学生の中には、19歳で卒業した者もいるほどです。しかし、修了したら必ずソレンティアを出なければならないわけではなく、26歳まで学内に残って研究を続ける学生もいます。
逆に、26歳までに課程を修められなかった場合は、強制的にソレンティアから追い出されてしまいます。もちろん、魔法使いとして認められることもありません。
●学生自身が自分にもっとも適したタイミングで、ソレンティアからの卒業を決意する」
とありますが、一年以内の卒業も可能でしょうか?
現在公式に記録されている最短記録は一年ですが、入学から卒業までにかかる一定の時間は定められてはおりません。
必要課程を修める事によって卒業が認められております。
だから、よほど優秀な生徒ならば一年以下の短期間でも卒業は可能です。
●卒業生が、卒業後にソレンティアに入るためには、どんな方法があるのでしょうか?
ソレンティアを一度卒業した者が卒業後に再び塔の中に入るには、下記の二つの方法があります。
1.誰かのゲストになる
2.管理課に通行証明を申請する
ゲストとして塔に入る場合は、招く側が管理課に申請を行うため、ゲスト本人が何らかの手続きをする必要はありません。
自らが管理課に申請する場合は、
1.特殊郵便でソレンティアから申請書を取り寄せる
2.取り寄せた申請書に必要事項を記入してソレンティアに返送
3.管理課の確認後、通行証明書が郵送される
4.ソレンティアへの扉を開き、塔を訪れる
上記のような流れで手続きを進める必要があります。
尚、これらは全て〈ソレンティアの卒業生〉にのみ許された者であり、招待状を受け取っていない一般の者が同様の手続きを行って、ソレンティアの内部に入ることは許されていません。
●ソレンティアでは食べ物や食材をどこで入手するのでしょうか?
各学生の多くは学園や寮ごとの食堂を利用したり、カフェやタウン・エスペランサの飲食店を利用します。
食材の多くはタウン・エスペランサで販売されている他、一部の学生は実験棟で栽培したり、各世界の親御さんや友人に頼み学生課の検査を受けた上で入手したりしています。
●夏休みなどの長期休暇はありますか?
ソレンティアの授業形態は、学生が自分の好きな時に授業を受ける方式のため、長期の休暇などは設定されていません。ただし研究資材の調達などで長い休みを取るなど、教師側の都合で休講になってしまう場合はあります。
●体力アップは運動で。では魔力アップはどのように行なうのですか?
食事のエネルギーの貯蓄量・身体能力を総括し『体力』と言っているように、『魔力』は瞑想や月光浴などで貯蓄したエネルギー・魔法を使う力と置き換えられます。『体力』と同じように、『魔力』も魔法を何度も行う事で力を伸ばす事が出来るのです。
●異世界から物品の取り寄せはできる?
自分の世界のものを知人に連絡し郵送してもらう場合は、2週間以上かけて塔の検査などを通った上で届けられます。あて先などは魔法で管理されているため問題なく届きます。
自分の出身以外の世界からの取り寄せの場合は、そこの出身であるフレンドに頼んで取り寄せて貰ったり、研究に必要なものならば学生課や教師を通して申請を行ない取り寄せる事も可能です。