●魔法史研究とは魔法史研究とは、古代から近代にかけて記された長大な資料から、魔法学の歴史や魔法の生成方法などを読み解いてゆく学問の総称である。魔法史には〈古代〉〈近代〉〈特殊〉の三種があり、ソレンティアではそれぞれ、魔法史研究科の古代魔法史研究コース、近代魔法史研究コース、特殊魔法史研究コースで学ぶことが出来る。●発動方法(1) 生成魔法生成魔法は、他の魔法同様〈材料(アイテム)〉+〈魔法式〉+〈呪文〉で発動する。〈材料〉となるものは魔法石・鉱石・大気や土中の元素など様々である。〈魔法式〉や〈呪文〉の内容は、発動させる魔法によって異なる。(2) 召還魔法召還魔法は、〈召還陣〉+〈呪文〉で発動する。〈召還陣〉や〈呪文〉の内容は、呼び出す神獣の種類によって異なる。地面にチョークや石、指などで式を描く方法や、指や杖で空中に式を描く方法などの他、既存のアイテム(魔法式が描かれた紙や石など)を使って、魔法を発動させることも可能だ。●種類(1) 古代魔法史研究古代魔法史研究では、〈古代魔法史〉そのものを読み解くと共に、そこから得られる知識をもとにした〈古代魔法生成〉を行う。〈古代魔法〉とは、古の時代から受け継がれてきた古典的魔法を指す。【例:シレントなど】 (2) 近代魔法史研究近代魔法史研究では、〈近代魔法史〉そのものを読み解くと共に、そこから得られる知識をもとにした〈近代魔法生成〉を行う。〈近代魔法〉とは既成の概念に囚われることのない、新たな発想で生み出された魔法を指す。 (3) 特殊魔法史研究特殊魔法史では、主に〈召還魔法〉についてを研究する。〈召還魔法〉とは、異界に棲む〈神獣〉と呼ばれる存在と契約を結び、己の召還獣として神獣を使役する魔法を指す。なお、契約する事のできる神獣のクラスは術者のレベルに左右され、一部の例外を除き、一定の時間を過ぎると呼び出した神獣は、召還陣を通って異界に戻ってしまう。【例:ぺティエ・エト・○○(契約を結ぶ神獣の名前)】 ※各魔法の効果については〈基礎呪文一覧〉を参照のこと。